1992-04-07 第123回国会 参議院 外務委員会 第3号
○政府委員(佐藤嘉恭君) 突然のお尋ねでございましたので担当局長ではございませんが、昨日起こった事件でございます。今の先生から御指摘になりました諸外国がどういう態度をとってくるかという問題についても、私どももただいま情報収集をしているところであります。 報道によれば、ブッシュ大統領が非常に大きな懸念を表明されたということが伝えられておりますので、恐らくアメリカ初め諸外国においても、ただいま大臣から
○政府委員(佐藤嘉恭君) 突然のお尋ねでございましたので担当局長ではございませんが、昨日起こった事件でございます。今の先生から御指摘になりました諸外国がどういう態度をとってくるかという問題についても、私どももただいま情報収集をしているところであります。 報道によれば、ブッシュ大統領が非常に大きな懸念を表明されたということが伝えられておりますので、恐らくアメリカ初め諸外国においても、ただいま大臣から
○政府委員(佐藤嘉恭君) 本省職員と在外職員とのおおよそその対比でございますが、ただいまお諮り申し上げております平成四年度の予算におきましては、総計が四千五百二十五名という定員になります。そのうち約二千五百が在外の定員ということになろうかと思います。 それから職員の補償の問題でございますが、私とも外務省の職員が在外公館に勤務して何らかの事故に遭い死亡した場合あるいは身体障害を受けた場合等が考えられるわけでございますが
○政府委員(佐藤嘉恭君) 堂本先生から御支援の御発言をしていただきまして、大変恐縮に存ずる次第でございます。 私ども、大事な国家予算でございますからできるだけ効率的に使わなくてはならないという一般論がまずあるわけであります。職員の出張に当たりましても出張の実態を見ながら、今先生御指摘がございましたようなパックを使わざるを得ない状況というものも正直申し上げでございます。これは出張の目的、それから緊急性
○政府委員(佐藤嘉恭君) ただいま松前先生御指摘のとおり、在外公館に対するいろいろな脅威と申しますか、テロ活動あるいはふだんの毎日の安全の問題等が従前にもまして大きな課題になってきていることは事実だろうというふうに認識をいたしております。 また同時に、日本人の旅行者が非常にふえているということ、また在外、外国に居住をする日本人の数も相当にふえてきているという実態、そういう実態から来るもろもろの在留邦人保護
○佐藤(嘉)政府委員 ただいま先生から御指摘のありました沖縄県との各般にわたる調整、そういう観点から外務省としてももうちょっと積極的な手が打てないのかという御指摘と理解をいたしました。 私ども、沖縄の置かれているいろいろな状況を考えまして、日ごろから、この政策面で沖縄県当局がお考えになるいろいろな行政のあり方等の分野で外務省としてもいろいろ御意見を申し上げる機会があれば、これはいろいろな意味でよい
○佐藤(嘉)政府委員 ただいま大出先生から子女教育手当につきまして大変御理解のある御指摘をいただきまして、感謝をする次第でございます。 確かにただいま先生御指摘のとおり、ヨーロッパ等々におきましてかなり高額の負担を強いられていることは事実でございます。私どもといたしましては、在外において我々の同僚がこういうことについて心配なく生活できる、あるいはそれの心配がないがために外交活動に一層専念できる、そういう
○佐藤(嘉)政府委員 在外公館の設置の問題につきましては、私ども日本と当該地域との関係を十分考慮しながら考えていかなきゃならないということはもう先生御指摘のとおりでございます。 ウィニペグにつきまして今般廃止することになりましたのは、私ども、これだけ世界情勢が転回をし、いわゆる外交の行政需要がふえてきている、そういう状況のもとで、在外公館の数が多くなれば多くなるほど情報もたくさん入るあるいは邦人保護
○佐藤(嘉)政府委員 草川先生御指摘のとおり、私ども外務省としてあらゆる事態に機敏に対応しなければならないということは私どもふだんから心がけているところでございます。 有能な人物であれば専門職であっても大使に任命すべきではないかという御意見でございます。全く同感でございます。私どもはそういう気持ちを持って職員の採用を行い、また訓練も行い、そして優秀な人物については適切なポストにつけていくということを
○佐藤(嘉)政府委員 ただいまの先生の御質問の趣旨は北方四島の無査証交流の件だと思います。さきに政府委員から御説明申し上げましたとおり、ゴルバチョフ前大統領が来日された際に日ソ間で一つの合意事項として取り決めたものでございますが、御説明申し上げましたとおり、ある一定の枠の中で交流を促進していこうということでございますから、今先生が御指摘になったとおり、従来に比して一層北方領土との間の交流が促進されるということは
○佐藤(嘉)政府委員 大臣の御答弁の前に一言御報告をさせていただきたいと思います。 ただいま先生御指摘のとおり、私どもの日本の国際貢献の一環として、このような船舶を政府専用船として保有することが施策としてどう考えられるかという趣旨で、御承知のとおり内閣官房のもとで検討が行われているわけでございます。 御案内のとおり、私どもこの多目的という場合に中身をどう整理するかということが非常に重要であろうかなというふうに
○佐藤(嘉)政府委員 ただいまの先生の御指摘でございますが、具体的にだれがどういう状況のもとで今先生が御指摘になりましたような文言を使いながら講座を持ったかどうかということについては、私もつまびらかにはいたしません。ただ一般的には、こういう重要な交渉事項についての経緯とか背景とか、そういうものはまとめた形での勉学をしているというふうに理解をいたしております。
○佐藤(嘉)政府委員 お答え申し上げます。 私ども外交に携わる者として、重要な外交交渉、戦後の事例を一つとってみますと、サンフランシスコにおける講和条約交渉、あるいは一九五六年前後における日ソ交渉、あるいは二十年前の沖縄返還交渉といったような重要な外交交渉というものがございます。こういう具体的な事例の中で、我々の諸先輩がどういう考え方でそれぞれの外交問題に取り組んだか、そういうことを研修所研修課程
○佐藤(嘉)政府委員 お答え申し上げます。 ただいま先生が御指摘になりましたように、外交に携わる者の重大な責任ということは、私ども日ごろ痛切に感じ、またいろいろな機会を通じてそのようなことを、省員の教育と申しますか訓練と申しますか、そういう過程を通じて配慮してまいっているつもりでございます。厳しい御指摘につきましては厳正にこれを受けとめなければならないと思いますし、また、そのような気持ちで日々新たな
○政府委員(佐藤嘉恭君) 御指摘にもございましたとおり、私ども、在外公館というものは日本にとっての海外情報収集あるいは外交交渉の最前線の拠点というふうに考えるわけであります。また同時に、多くの在留邦人を抱える地域におきましても邦人保護活動というような危機管理をやる際の拠点になる、かように考えているわけであります。したがいまして、外務省といたしましては、これらの拠点を強化する、予算面それから物的な施設
○政府委員(佐藤嘉恭君) ただいま成瀬先生の御指摘のとおり、我が国の外交実施体制を強化していくということは外務省に課せられた一つの大きな責務であろうというふうに感じております。私ども、毎年度の予算要求の重点事項といたしまして外交実施体制の強化ということを一つの大きな柱として掲げておるわけであります。平成四年度の概算要求をつい一週間前にやらせていただきましたが、この予算案の中でも定員の増加あるいは在公施設
○政府委員(佐藤嘉恭君) 外務省の場合は電信課の夜間輪番勤務者、すなわち、二十四時間体制で電信の発電授受をしておりますから輪番制をとっておりますが、この夜間輪番勤務者がまさにこの夜間特殊業務手当に該当する勤務者でございます。
○政府委員(佐藤嘉恭君) 夜勤手当と夜間特殊業務手当についてのお尋ねでございますが、いずれの手当も給与法に基づく手当であることには変わりありませんけれども、手当の中身はそれぞれ給与法の定めるところによって別個のものでございます。 すなわち、夜勤手当でございますが、正規の業務時間として午後十時から翌日の午前五時までの間に勤務することを命じられる職員に対して支給されるもの、これが夜勤手当でございます。
○政府委員(佐藤嘉恭君) 湾岸危機との関連での外務省の危機管理体制いかんということでございますが、宮澤先生御承知のとおり、私ども通常の予算要求の中におきましても、いわゆる緊急の事態に対応した場合に、特に在外公館においてどういう対応ができるかということは常々頭に置きながら予算要求をしてまいったわけであります。主として昨年の八月二日以来の湾岸情勢というものは、私どもこれは非常に極端な例だというふうには思
○政府委員(佐藤嘉恭君) 在外公館と本省との間での通信体制という趣旨の御質問だろうと思います。 私ども全般的に在外公館との間で有しております通信網でございますが、いわゆるデータ通信、ファクシミリあるいは電話、そういったものを同時に使える、私ども高度データ通信システムと言っておりますが、そういうシステムを有している公館、それから電信の専用回線の設置によって連絡網を持っている公館、あるいはテレックス、
○政府委員(佐藤嘉恭君) 御指摘のとおり、組織の活性化、組織の活力をいかに高めていくかということは、我々組織の中で働く者にとっては大変重要な要素であろうかと思います。我々外交に携わる者として、不断の訓練というものが昨今話題になっております危機管理という面におきましても非常に重要な要素であろうかというふうに思います。 したがいまして、定員の数をふやすということと同時に、省員の質を高めるために、適宜研修制度
○政府委員(佐藤嘉恭君) ただいま先生が御指摘になりましたとおり、外務省の定員につきまして私どもとしても毎年の予算の重点事項ということで大臣折衝まで上げてこの強化に今努力をしております。他方、政府全体としてどういう政府機構をつくり上げるかという一つの構図というものもございます。その中で私ども一つの行政官庁として定員の要求をするわけでございますから、なかなか私どもの予想図どおりに展開しないということについていろいろな
○佐藤(嘉)政府委員 日本の特殊性という言及でございました。 私ども、いろいろな角度から日本について論じられておること、これは先生既に御案内のとおりでございます。アメリカにおけるのみならず、あるいはヨーロッパ諸国におけるのみならず、あるいはアジア諸国、中国、韓国、いろいろな国で日本のことについて論評が加えられているわけであります。その際、私ども日本が経済的に豊かな国になったということが一つございましょう
○佐藤(嘉)政府委員 ただいま先生から御指摘のありました栗山論文についてでございますが、私、手元に今持ち合わせておりませんので一言一言ということを記憶しているわけではございませんが、栗山論文の趣旨は、日本の責任ということが問われている時代になり、したがって、我々日本としてもこの責任にふさわしい発言をし、行動をし、世界の新しい秩序をつくり上げていくために努力していかなければならない、そういう趣旨のことを
○佐藤(嘉)政府委員 お答え申し上げます。 本委員会におきまして毎年度附帯決議をしていただき、我々の在外公館の機能の強化につきまして御支援をいただいておりますことを私ども外務省員としても大変深く感謝を申し上げたい次第でございます。 さて、今先生の御指摘になりました昨年の附帯決議第二項及び第三項に関するお尋ねでございました。第二項はまさに不健康地対策ということでございます。勤務環境の厳しい地に勤務
○佐藤(嘉)政府委員 ただいま先生から御指摘がございましたとおり、年度内において為替の変動あるいは消費者物価の急激な変動ということも当然あるわけでございます。かような点につきまして御理解のある御指摘をいただいたことは私どもとしても大変心強いわけでございます。私ども、先ほど申し上げました法改正の中で年度内の改正を委任されている法の構成になっていること、先生の御案内のとおりだと思いますが、実績といたしまして
○佐藤(嘉)政府委員 お答え申し上げます。 在勤基本手当についてのお尋ねと承知いたしますが、先生御案内のとおり、為替の市場というのが変動相場制になって以来、この在勤基本手当等諸手当に関する法改正を昭和四十九年五月にいたしました。そしてその法改正に基づきまして、私どもとしては時に応じた改定をさせていただいているわけであります。すなわち、平成三年度の在勤基本手当につきましては、在外公館所在国における為替
○佐藤(嘉)政府委員 ただいま御指摘の在外公館機能の強化という点でございますが、まさしく私どもといたしましては、今回のような緊急事態というものが生じたときにどう対応するかという問題意識を常々持ってまいりました。しこうして、あのような事態が起こったわけでございますから、我々としてはいろいろな角度から、この在外公館の機能強化ということを一層見ていかなければならないというふうに思っております。それは単に、
○佐藤(嘉)政府委員 ただいま情報収集機能についての御質問がございました。私ども今般の湾岸危機の状況に当たりましては、私どものほぼ全在外公館を駆使いたしまして、情報収集に努めたわけでございます。もとより本省におきます機能としても、情報調査局を中心にいたしまして、入ってくる情報を的確に分析するという作業も徹底的にやったつもりであります。 情報収集機能強化につきましては、外務省員の訓練の問題ということ
○佐藤(嘉)政府委員 お答え申し上げます。 諸外国の外務省との定員数の比較についてでご ざいますが、必ずしも我が国と諸外国との外務省の定義あるいは職員の範囲というのは一致しておりませんので、そのまま比べることはいかがなものかというふうには思いますが、例えて申し上げますと、アメリカにつきましては、例えば本省職員及び在外職員合わせまして一万五千九百名、イギリスが八千二百四名、フランスが六千六百三十二名
○佐藤(嘉)政府委員 大臣が御答弁になる前に私から一言だけ御報告させていただきたいと思います。 ただいままでの井上先生の御質疑の中で外交の重要性ということを御指摘いただきました。私ども事務当局といたしましても、総理あるいは大臣の御鞭撻を得ながら、また本委員会の強力な御支援を得ながらきちんとした外交を進めなければならない、かように考えているわけであります。そういう任務をきちんと果たすためには、まさに
○説明員(佐藤嘉恭君) 事柄の性格上、きちんとした事情を聴取し、事実関係を確認しなくてはならない事項だと思っております。したがいまして、ただいま先生御指摘になりました諸点も含めまして、ただいま調査中であるということを御報告申し上げたいと思います。
○説明員(佐藤嘉恭君) 繰り返しの御答弁で恐縮でございますが、私ども、その全体の事実関係についてきちんとした掌握をしなければならない立場にございます。 先生が今御指摘になりました諸事実につきまして、報道において私ども承知をいたしておるわけでございますが、冒頭において御報告申し上げましたとおり、鋭意調査中であるということで御理解を賜りたいと思います。
○説明員(佐藤嘉恭君) ただいま梶原先生お取り上げいただきました事案につきましては、私ども新聞を見て承知いたしたわけであります。目下、事実関係につきまして本人から事情を聴取している状況でございまして、調査中であることを御報告申し上げたいと思います。 したがいまして、現在の段階におきましては御説明を差し控えさせていただきたいと思いますので、御理解をいただきたいと思います。
○政府委員(佐藤嘉恭君) 先般のあのルーマニアの情勢の際に、私どもの一部の館員が現場の状況を視察する必要性に迫られ、またそういう情報をとることが私どもの外交活動上必要だという判断のもとに、一部の館員が現地に赴いて状況をつぶさに視察したということがございました。また、その状況につきましては当時の報道にも出たとおりでございますが、私どもとしては鋭意状況の把握に努めた次第でございます。
○政府委員(佐藤嘉恭君) ただいま先生の御指摘にありましたいわゆる情報収集活動というものでございますけれども、私ども外務省の仕事のいわば全体がそういう志向性を持った仕事であろうかというふうに思っております。したがいまして、諸外国との条約交渉をするに当たりましても、これは事前に相手国がどういう意図で条約交渉に臨んでくるか、そういうことも日ごろの外交活動の中で私どもこなしていかなければならない、かように
○政府委員(佐藤嘉恭君) お尋ねの趣旨は理解をいたしたつもりでございますが、外務省の予算の立て方として、ただいま先生が御指摘のような形でのものは必ずしも表には出てこないかもしれません。しかし、私ども在外公館の機能の一つとして、先ほど来御答弁申し上げているとおり、適切な助言とかあるいは企業に対するアドバイスとかということは、我々の在外公館の活動の中の一つの重要なものであるというふうに理解をするわけであります
○政府委員(佐藤嘉恭君) 外交機能強化との関連で定員の増強あるいは他省庁、関連の政府機関との人事交流ということについてのお尋ねがございました。 私どもといたしましては、当然のことでございますけれども、定員の増強ということを予算要求の最重要事項というふうに心得て対応しておるわけでございます。ただいま先生からも平成二年度政府原案についての御感触が示されましたことは 私どもとしても大変心強い限りでありますが
○政府委員(佐藤嘉恭君) お答え申し上げます。 外交機能の強化という点につきましては、私どもとしても、財政当局の御理解を得ながら随時お願いをし、事態の改善を図っているということでございます。本委員会におきましてただいま御審議いただいております外務省関係予算は、まさにこの外交機能の強化ということを一つの柱にいたしましてお願いを申し上げている次第でございます。 私どもの予算の総額といたしましては、政府原案
○佐藤(嘉)政府委員 先生御指摘のとおり、為替の相場の変動に伴って我々の給与体制をどう扱うかということについては、それなりの制度ができていることは御案内のとおりでございます。国際金融の専門家であられる先生にお答えするのは恐縮でありますが、先物市場の問題をこの予算制度の中でどう理解をしていくか、技術的にも、あるいは思想的にもかなり難しい側面が現状においてはあるのではないかということは、残念ながら申し上
○佐藤(嘉)政府委員 先生ただいま御指摘のとおり、我々の在外公館の中でも大使の公邸あるいは総領事の公邸というのは、外交の活躍の場としては極めて重要な場になっているわけでございます。後ほど御説明をさせていただきたいと思いますが、それは単に任国の政府の高官あるいは民間の有力者等をお招きをして懇談をする、あるいは食事をともにするといういわゆる外交上の社交の場であると同時に、そこに飾られている絵画、装飾物等
○佐藤(嘉)政府委員 在外公館の施設の整備強化という問題についてのお尋ねと理解をいたします。 先生御指摘のとおり、私どもといたしましても、外交の実施体制を強化していくということを常日ごろ心がけているわけでございます。それにつきまして現場の施設つまり在外公館あるいは大使、総領事の公邸というものを整備強化していくことによって、この外交実施体制そのものが強化される、かような認識のもとに例年この予算要求をさせていただいているわけであります
○政府委員(佐藤嘉恭君) 最後の御質問の点を失念いたしまして失礼いたしました。 管理職手当をもらっているいわゆる上級職以外の者でございますが、本省でございますけれども、全体で六十四名ということになっております。これは全管理職が百九十八名でございますが、全体の三二%の方々が管理職手当を支給されているということでございます。 年齢についてはちょっと手元に資料がございませんので、後ほど御報告をさせていただきたいと
○政府委員(佐藤嘉恭君) ただいま先生の御指摘になりました外務省の中の組織の問題でございますが、キャリアとノンキャリアというお言葉がございました。私ども省内で決してそういう言葉を使って組織を運営しているということではない、この点はぜひ御理解をいただきたいと思うのであります。いずれの組織におきましても、組織の活力をどうやって維持していくか、あるいは強化していくかということは重大な運営上の問題だと思います
○政府委員(佐藤嘉恭君) 諸外国の外務省との定員の比較につきましては、必ずしも数の面だけで比較できるということではないと思いますが、外務省の所掌事務も若干違う、あるいは援助の実施体制の機構を持っているか持っていないかといったような点がございます。 いずれにいたしましても、数の面だけで比較いたしますと、アメリカとの関係では日本の定員は約四分の一、それから英国との比較におきましては約二分の一、フランス